製品紹介

上田ブレーキでは長い歴史の中で様々な製品を世に送り出してきました。
このページでは現行製品の中から代表的なものをご紹介します。
ここに掲載されていない製品もございます。詳細なラインナップ情報をご希望の方はお問い合わせページからご連絡下さい。

合成制輪子

合成制輪子は近代鉄道車両に適合した摩擦、摩耗性能を有しています。昭和30年より車両の高速化及び軽量化が進み、従来の鋳鉄制輪子に代わる無機材や金属紛を合成樹脂で成形した各種「合成制輪子」を開発、実用化して参りました。厳しい社内規格に基づいた作業を行い、品質の安定には十分な配慮を行なっています。

鋳鉄制輪子

鋳鉄制輪子は鉄道開業以来、長く使用されて来た優れた制輪子です。鉄道車両のブレーキ材として古くから使用されている鋳鉄制輪子は安定したブレーキ性能を持っており、現在でも広範囲にわたって使用されています。

増粘着研摩子

昭和39年東海道新幹線の開業に伴い、滑走防止及び軌道回路の短絡感度向上の目的で車輪踏面清掃装置が設置され、車輪との摺動部材「増粘着研摩子」の開発研究を行い実用化して参りました。

保線機械用制輪子

鉄道車両の高速化に即応した線路構造の精度向上と迅速な保守作業を行なうために大型保線機械が導入されました。 これらの保線機械は頻繁にブレーキ扱いを必要とし、スペース上、特殊な形状の制輪子を要望されており、これらの要望にマッチした制輪子を開発し実用化して参りました。

電気絶縁制輪子

保線工事及び除雪等に使用される保守車両は、軌道短絡回路を構成せずに降雨、降雪時に於いても、ブレーキ効果を充分に確保する必要があります。特に低速走行とは言え牽引重量の大きさに比べ制動軸数が少ない条件のもとで瞬時に停止できるブレーキ力が必要であり、また下り勾配に於いても信頼性のある抑速ブレーキ性能が要求されます。

車輪踏面修正子

鉄道車両の車輪に発生した滑走傷、偏摩耗等を修正する目的で開発、実用化しました。これは台金に特殊砥石を接着しプレス成形した後焼成したものです。